国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA) 核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター 基盤技術研究開発部 核種移行研究グループでは、地層処分システムの安全評価のための熱力学データベース(Thermodynamic DataBase: TDB)、収着データベース(Sorption DataBase: SDB)および拡散データベース(Diffusion DataBase: DDB)の開発を進めています。


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【熱力学データベース(Thermodynamic DataBase: TDB)】
地層処分安全評価では、地下水中の放射性核種の溶解度は、平衡論を用いた地球化学計算により評価されます。この計算のため、JAEAでは放射性核種や地球化学元素の熱力学定数をまとめた熱力学データベース(TDB)を整備しています。本サイトでは、JAEA(および前身の JNC)以外の機関(たとえば OECD/NEA)において作成された TDB を含め、主要な地球化学計算コードで読み込み可能なデータベースフォーマットで整備された TDB を掲載しています。




【収着データベース(Sorption DataBase: SDB)】
地層処分安全評価において、緩衝材(人工バリア)および岩石(天然バリア)に対して放射性核種が収着する程度を表す収着分配係数(Kd)が重要なパラメータとなります。収着データベース(JAEA-SDB)は、バッチ法収着試験によって取得された緩衝材や岩石に対する核種の分配係数の実測データについて、国内外の文献情報を取りまとめたものです。




【拡散データベース(Diffusion DataBase: DDB)】
地層処分安全評価において、緩衝材(人工バリア)および岩石(天然バリア)中の放射性核種の拡散しやすさを表す拡散係数(実効拡散係数De及び見かけの拡散係数Da)が重要なパラメータとなります。拡散データベース(JAEA-DDB)は、拡散試験によって取得された緩衝材や岩石中の核種の拡散係数データについて、国内外の文献情報を取りまとめたものです。




 これらのデータベースは、第2次取りまとめを契機として整備・公開して以降、データベースの機能拡張や最新データの拡充、利用環境の改善など、様々な観点でのデータベースの更新・改良を進めてきています。本サイトでは、日本原子力研究開発機構が、現在までに整備したデータベースを皆様に広く御利用頂けるように、公開、配付(ダウンロード)を行っております。

不具合等がございましたら、サイト管理者(核種移行研究グループ)までご連絡下さい。

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